アンナチュラルで泣き過ぎた夜

今更ながら、ドラマ『アンナチュラル』を8話まで見た。

どの話も秀逸だけれど、8話が一番いちばん好き。
 
 
たとえば、「ろくでなし」と勘当された前科者の三郎さん。

あるいは、ケンカしたまま突然死した妻と、そのお骨を受け入れられないヤシキさん。

そして、親の望むレールに沿って歩けず、迷子になって苦しむ六郎。

 
帰る場所をなくした人たちの感情が雨みたいに降り注いできて、そのまま滴り落ちるように涙が止まらなかった。
 
 
とくに、写真に写った三郎さんの笑顔がほんとにキュートで。

亡くなる前の行動を知ったときのお父さんの表情とか・・・もうね・・・・
お母さんもお正月待ってたんよね・・・
あ~また思い出して泣きそう。
 
 
何より最後のシーン、六郎、「お帰り」って言ってもらえてよかったね・・・!
 
 
 
あと、Lemonは、いけない。本当に。

この曲がかかると、溜まった感情がぶわっと一気に溢れてしまう。
そのあと、さらさら綺麗に洗い流してくれるかな・・・?と思いきや、結局ツンとした後味は残される感じ。

もともと大好きな曲だったけれど、あれだけ流行った理由がストンと腑に落ちた。
このドラマがあるからこその、大ヒットだったんだなあと。

 
 
最終話まで一気に見るつもりだったけれど、泣き過ぎて干からびそうだったのでいったん休憩。

中堂さんの事件に決着がつきそうで、不安だけど楽しみ。