日本語って、思っていた400倍おもしろっい!!
はせくらみゆきさんの『音―美しい日本語のしらべ』を読んでいるんだけど、わくわくが止まらない。まだ途中だけど、とにかく伝えたい!
本では日本語のひらがな一音一音のニュアンスを捉え、3種類の視点で訳しているんですね。
たとえば「あ」なら
エッセンス(量子場)訳=感じる・生命
キーワード(共振場)訳=愛・天・空・開く
ワンワード(象徴語)訳=Love(愛)
こんな感じ!
はせくらさんが文献や調査をもとに、自分の感性も加えて作り上げたそう。すごいパワーだ。
で、これを元にすれば、日本語だけでなく外国語も訳せてしまうらしい!
というわけで早速やってみた。
本では「ありがとう」や「ハロー」を取り上げていたけれど、私の一番気になる言葉はやっぱりこちら。
「セックス」
これをキーワード訳してみると、こんな感じ。
セ=近寄り、
ク=結合する、
ス=根源的なもの。
おお、確かにしっくりくる!
これだけでも、日本語の音と意味の深さが分かる気がする。
ただ正直、以前から「セックス」という言葉があまりピンとこなくて。
言葉自体がどうと言うより、音の響きがしっくりこないんだと思う。
たとえばさ行はサラッとした感じ、か行はパキパキした感じがしません?
もっと湿気があってねっとりしたイメージが欲しい・・・。何かいい言葉がないかな?と探してみたら、ありました。古き良き日本語が。
「まぐわい」
音の響きが全体的にまろやかなのに、ちょいと抉ってくる部分もあって。うん、めっちゃいい。
キーワード訳するとこう。
ま=中心で
ぐ=結合し
わ=愛を具現化する
い=光
・・・なんか、めっちゃ神々しい~~!
方向性としてはセックスと似てるのも興味深いなあ。
こういう視点で言葉をキャッチしていくと、日常の言葉がきらきら輝いてくる。
他にももっと色んな言葉を訳して遊んでみたい。また面白いのが見つかったらお知らせしまーす!