「聞き上手」をやり過ぎると疲れる

「相手の話を真剣に聞くことは愛情表現」

そう信じてへとへとに疲れてしまった私の、ちょっとした気づきの話です。
 
 
・笑顔で相づちを打って
・質問して
・内容を覚えて
・そして褒める

まるでマニュアルのように、私は完璧な「聞き上手」を目指していました。
すべての人に対して。

でも、これって全部の会話でやる必要あるの?
 
 
そもそも私、耳からの情報処理が得意じゃないんですよね。

話の途中で気になるワードが出てくると、
「あれ?それってどういう意味だっけ?」
とすぐに一人の世界にトリップ。
気づいたら話が進んでて、チンプンカンプン状態に…。
 

それに興味のない話になると、
ファファファ~っと意識が飛んでいって、
いつの間にか別の惑星に着陸していたり。
 
 
そんな自分を「ダメな人間」だと思っていました。
でも今は違います。

興味のない話は、さらっとスルー。
ウェブ会議では無理に作り笑顔をせず、素の表情でいられる。

ああ、なんて楽ちん!

そうか、愛情表現って、
本当に大切な人にだけ向ければいいんだ。

全ての人に、全力の愛情表現なんて必要ないんですよね。
全員に好かれようとしなくていい。

私にとって、すごく、すご~く大きな気付きでした。