文章を書くのが苦手になった恥ずかしトラウマ事件

中学生のとき、作文がきっかけでクラスメイトとトラブルになったことがあったんです。
それ以来、文章を世に出すのがちょっと怖くなってしまいました。
 
 
 
たしか、何かの講演を見て感想文を書きましょうという課題。

どうせ読むのは先生だけやし~と思って好き放題やって提出したら、まさかの印刷されてクラス全員に配られてしまい。

もう恥ずかしくて恥ずかしくて。
 
 
内容は詳しく覚えてないけど、昭和のオジサンみたいなキャラを作って「最近の若モンは~」みたいな語り口調だった気がします。いやどんな感想文。

ただ、書いてる最中はめちゃ楽しくて、「面白いやんこれ~」と自画自賛しながらスラスラ筆が進んだんですよね。
 
 
でも、気に障った人もいたみたいで。

プリントが配られたとき数人の男子がこっちを見て何か話していて。
その後で妙に突っかかってきたんです。
 
 
彼らがどういう気持ちだったのかは分からないけど、

人を嫌な気持ちにさせるものを書いてしまったんだという負い目と、オモロイと思ったものがスベり散らかした恥ずかしさで、「もう消えたい・・・!」とひたすらひたすら念じてました。
 
 
あと、先生に対しても「見せるなら見せるって言っとかんかい・・・!!!」と心の中でブチギレまくってました。

印刷されたのは数人だけだったので、事前に声かけるくらいできるやろ・・・!ほんまデリカシーないわ・・・!とサイレント悪態をつきながら実際には何も言えず、プリントを手にひたすら固まるだけでした。
 
 
 
この出来事はけっこうトラウマで、ふと思い出すたびに「あ゛あ゛~!出てくるな~~!」と頭を抱えてのたうち回ってたんです。
 
 
 
でもね、嬉しいことに、今では客観的に見れるようになって。

男子たちには私の作文がある意味刺さってたわけだし、意外と悪いできごとじゃなかったかもしれない。

先生のことも恨んでたけど、もし最初からみんなに見せることが分かってたら、もっと当たり障りのない内容になってたかもしれない。

無難に収まるくらいなら、多少叩かれるくらいのほうが100倍いいなって!

だから、これからは思ったことをできるだけいじらずに出していきたいな~。